西部帽でいこう!

Lisa鯖で活動中。西部帽を愛用する服部 晶の日記。

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RO小説~ナミダノワケ~ 第3話

忘れた頃にアップロード!
お待たせしましたRO小説第3話!随分かかったなぁ(;´д`)
今回若干長め(?)なので誤字脱字はあると思います。ってかあるね きっと!


時間と心に余裕のある方はどうぞご覧下さい。

心をえぐられたかのように苦しく、悲しい。涙だって止まらない。
なのにどうして、あなたは僕を見て優しく微笑むんですか?


第3話 ~過ち~


初めて所属したギルドでの楽しい日々はあっという間に過ぎ、ギルド加入から2ヶ月。まだ雪は降り積もるもののもう少しで3月になり、春の気配が感じられるだろうと思っていた時だった。
プロンテラでテロ事件が起こった。テロを無視する冒険者はいないだろう。新瞬の皆もそうだった。急いでテロ現場に向かう。
そこはありとあらゆるモンスターがいた。北にあるアルデバランの時計の中にいるモンスターから、南のモロクにあるピラミッドの中にいるモンスター。攻城戦で勝利を得たギルドだけが入る事を許されるダンジョンに住むモンスターまでがいた。
だがそんな事で怖気づく冒険者はいなかった。街中が一瞬にして戦場に変わる。新瞬のメンバーもモンスターを殲滅にかかる。
出現するモンスターを倒している時にギルド会話でマスターから気になる通信が入った。

剣心「皆さん、プロンテラ中央にある噴水より少し上に来てもらえませんか?」

なぜ噴水より上なのだろうか。今テロが起きているのは噴水より下の南十字路で、ここより上にモンスターがいるとは思えなかった。
だが行く事を拒否する理由もなく、急いで噴水より上へと向かう。そこは南十字路よりも恐ろしい光景だった。
冒険者の人達が一人残らず倒れていた。南十字路が騒がしかったにしてもこれだけの被害があれば悲鳴が聞こえてくるハズなのに何も聞こえてこなかった。
そんな中に一人だけ立つナイトがいた。が、ただのナイトではなかった。全身黒い騎士・・・まるで影が実体化したようなモノだった。
影が赤い目で新瞬メンバーを見る。なぜ静かにこれだけの冒険者が倒れたのかが分かる気がした。目の前の黒き騎士は悲鳴を上げる事ができないほどの恐怖で人を包み込むような存在だった。
これから恐怖と戦わなければならない。握った拳が震える。

剣心「大丈夫ですよ。私の命に代えても皆死なせたりしません。」

優しい声が恐怖を打ち消す。マスターだけではなく皆笑顔だった。入りすぎた力を抜き、もう一度構えをとる。
影が先に動き出す。1箇所に集まっていた冒険者も自分のポディションへつく。襲い掛かる刃を止めたのは煌輝の斧だった。
動きが止まる瞬間に指弾を撃ち込む。気功1つでの指弾ならダメージはなくとも出すまでのスピードは速い。何より相手が念かどうかがわかる。
放たれた気が貫くように黒きナイトに命中する。どうやら念ではないようだ。そうと分かれば攻撃はしやすい。
ガードしていた煌輝の斧にゼニーが集まる。ナイトの剣を弾き、その勢いのまま反撃に移る。

煌輝「メマーナイト!」

硬貨を纏った斧が振り下ろされる。が、ナイトは後方に素早く回避し反撃は地面に叩きつけるだけになった。辺りにゼニーが散らばる。
だが後方には罠が待ち受ける。ベナムダストによる毒の領域へナイトは踏み込んだのだ。さらにローグの追撃が襲い掛かる。

あまぎ「バックスタブ!」

後方からの強力な攻撃は体がのけぞるほどのダメージを与える。具現化した恐怖は剣を振り回すがすでに誰もいなかった。
後ろに気を取られていたせいで左右からの攻撃に気付いていなかったようで、2つのグリムトゥースが体を貫く。
動きが止まった瞬間、二人の騎士が刃を振るう。

剣心
    『バッシュ!!』
ペテロ

強烈な攻撃は直撃し、黒いナイトに大きな隙ができた。そこにダメ押しの攻撃を撃ち込む。

晶「発勁!」

一気に接近し、気を利用して体内部に衝撃を与える。新瞬の特徴はその連携攻撃にある。止む事のない連続攻撃で標的を一気に仕留めるのだ。

剣心「この調子で終わらせますよ!」

・・・

未だに南十字路は騒がしいく、いつになったら落ち着くのか検討がつかない。あれからいくつもの連撃をくわえたが、まだ敵は倒れない。相当タフなヤツだ。
だが、攻撃は確実に効いている。次のコンビネーションでトドメだと思った時だった。

黒き騎士「ウォオオオオオオオオオオォォォォ!!!」

突然の叫びと共にオーラが噴き出す。それは殺気のオーラ。突然の変化にメンバー全員が驚き、思わず力が入った。
叫び続ける影が剣を振る。その剣からはいくつもの斬撃が飛び、メンバー達に襲い掛かった。一斉に防御をとったがクローキングしていたあまぎ・封雷・あおいは防御が若干遅れた。
ギリギリ武器で斬撃を防いだが弾かれ、アサシンとローグは吹き飛ばされた。
さらにキリエエレイソンで防御していたプリーストのバサラも同じように吹き飛ばされる。斬撃はキリエすら貫通してダメージを与えるようだ。
強烈な攻撃を正面から受け止めないように上手く見切り、回避する。しかし、回避している途中で騎士は動き出した。ブラックスミスに一気に接近し、攻撃する。
煌輝は斧で攻撃を受け止めたが今度は斧を砕かれバランスを崩した。そこに影の蹴りが入り、煌輝の体が宙に浮く。
そこに刃が振り下ろされようとしていたが、ペテロが攻撃を防いだ。が、ナイトの力を持っても攻撃を防ぐので精一杯らしく、反撃に移ろうにも移れなかった。
ペテロの援護に向かおうとするが、声がかかる。

剣心「服部さん!あなたはバサラさんの治療を!バサラさんが回復したら皆の治療をお願いします!」
服部「は・・・はい!でも・・・ッ!」
剣心「私達なら大丈夫です。止めてみせます!」

走ってバサラさんのもとへ向かい、治癒を始める。バサラさんの傷はキリエエレイソンのおかげで深くはなかったが、傷の治りが悪い。
今までこんな傷を見た事がなくヒールしか治癒の手段を知らない自分には、ただただヒールを繰り返す事しか出来なかった。
その間にも剣さんとペテロさんが黒き騎士を戦う音が響くが、二人がかりでもまだ押されてた。剣と剣がぶつかり合う音、そして南で続いている戦いの音が止まなかった。
そして1本の剣が手から離れ、一人の騎士が斬り飛ばされた。ピクリとも動かないペテロさんもバサラさん同様、治りが悪い傷を負っているハズだ。この傷を何とかするにはバサラさんの傷をまず治さなければならない。
ついに剣さんと黒い騎士の一騎打ちになってしまった。このままじゃ剣さんもやられてしまうんじゃないかと思っていたが様子がおかしい。さっきまで押されていたハズなのに今度は押している。
今まで確かに全力で戦っていた。なのにここにきて突然剣さんの力が増して黒き騎士を切り刻む。一体何があったのか分からないけどこれなら勝てると確信した。

バサラ「う・・・。」
晶「バサラさん!もう少しですから、頑張ってください!」

バサラさんが意識を取り戻しつつある。ヒールをし続ける事に意味はあったが、自分のヒールではあまりにも時間がかかりすぎていた。
だが、ここでバサラさんが回復して意識を取り戻せば皆の傷を癒すのはすぐだ。そう思っていた時だ。

マスターの剣が弾き飛ばされた。

影は不気味な笑みをみせて騎士に斬りかかろうとする。マスターは無防備だった。
手は勝手に止まり、足と右手に気を集中させて一気に影に近づく。マスターを守らなきゃいけない。その気持ちでいっぱいだった。
足の気で移動速度を上げて敵に高速で近づき、直前でブレーキをかけると同時に集中させた気を相手に放つ。未完成だったがマスターと一緒に考えていた技を今使う時だった。
影の直前でブレーキをかけて気を放つ。



攻撃は命中した。正しくは、手のひらを影に押し付けただけに終わった。
迂闊だった・・・。その日は雪。地面に積もった雪で止まる事が出来ず、滑りながら手のひらを押し付けるだけになった。
この上なく接近してしまった敵を逃す訳が無く、影が自分を狙って剣を振る。
終わった・・・。自分はここで終わってしまうんだ。
嫌だ・・・。生きていたい。もっと笑っていたい。もっと世界を見たい。もっと皆といたいんだ・・・。

刃が体を切り裂く音が響く。辺り一面の雪が血で赤く染まる。
服部は倒れ、地面に倒れこむ。
が、傷は負っていない。斬られる直前に誰かに突き飛ばされた。誰なのかはもう分かっている。

目の前にはマスターが立っていた。ウチを突き飛ばして変わりに自分が傷を負ったのだ。
そこに影の追撃が入る。その刃はマスターの腹部を貫通させた。
だが、マスターはその刃を握り締め、腰に携帯させていたスクサマッドで影の首をはねた。
頭部を失った影は、氷のように溶けて姿を消した。同時にマスターも膝をつき、倒れた。
声にならない声を出しながらマスターに近づく。

服部「マス・・・ター・・・?」

今にも止まりそうな呼吸を繰り返し、血を吐き出しながらマスターは目を閉じている。

服部「うわぁぁぁ!マスター!マスタァー!!」

泣き叫びながら傷口にヒールをかける。だがちっとも傷が癒えない。
自分のせいだ。自分が安易に近づいたせいでマスターが死んでしまうかもしれない。そんなの嫌だ!
何度も何度もヒールをするが、傷口からの血は止まらない。これじゃ本当に・・・。

剣心「服部さん・・・。」
服部「マスター!もう少し待っててください!もう少しで、もう少しで治りますからね!」
剣心「もう、いいんです。自分の体ですから・・・分かり、、ます。」

そんな事を言われると胸が苦しくなる。そんなのは嫌だ!嫌だ嫌だ!

剣心「服部さん、あな・・は・・・い・。」

マスターが何かを伝えようとする。聞き漏らさないように耳を傾ける。
剣心「あなたは・・・。


優しくあってください・・・。」


涙が止まらない。それじゃまるで別れの言葉だ。そうはさせまいと何度もヒールをする。
だが微笑むように目を閉じ、息をしていない騎士には届かない魔法だった。
嗚咽を垂れ流し、涙を拭くこともなく無意味なヒールを続け、名前を呼び続けた。

服部「マスター!そんなの嫌だ!マスター!マスター!」

━━━━━━━━

服部「それからギルドは解散して皆バラバラになったんだ。ウチは一人になった後に若さんと会って今のギルドにいるのさ。」
桜獅「へぇ~。そんな事があったんだ。」
黒猫「でも、今は悲しい思いしないでいいでしょ~。」

猫さんの質問、何となく答えは分かったけどはて?という顔をしてみた。

千影「だって、私達がいるんですからね~。」

分かっていた答えだけど、とても嬉しかった。今一緒に食事している3人だけじゃなくて、溜まり場にいる皆の笑顔が眩しいくらいだった。
ホント、ウチは友人に恵まれているんだと改めて実感した。

黒猫「ところで、そのお守りみたいなの何ですか?」
服部「あぁ、これっす?Signって言うみたいですよ。剣さんから貰ったんで、ホントにお守りですね~。」

これは大事なお守りだ。ウチの西部帽と同じぐらいに大事なもの。ウチだけじゃなくて皆大事なモノを持っている。

服部「猫さんは、そのリングを大事につけてますのぅ。」
黒猫「これは兄貴からもらって、さくらさんにおまじないかけてもらったんすよ~。」

左腕につけているリング。中央にある青色のクリスタルが美しい。何度か見せてもらったけど露店で見るリングとはどこか違う。

服部「さくらさんはその目隠ししてて見えるっす?」
桜獅「そうやって俺の目の前で手を振ってるのも丸見えだよ。人の表情だとか景色、裸眼で見るのと何だ変わりない風景が見えるさ。」

真っ黒な目隠し。ウチも目隠しは持っているが別物だと思う。教会の特注品らしくウチに貸してくれた事はない。本人曰く、そこらの目隠しと同じだそうだ。

服部「若さんはそのロザリオですね~。」
千影「えへへ。これは大事なモノですから、絶対貸しませんよ~?」

銀色のロザリオ。若さんの話では、エクスキャリバーの刃から作られたモノだそうだ。聖剣は聖剣でも、本物の聖剣らしい。今出回っているモノは、力は宿っていても
オリジナルの1/20程度の力しか宿っていないレプリカ品らしい。本物のエクスキャリバーから作られたロザリオだなんて、半信半疑だ。

服部「そういやレプリカで思い出したんすけど、こないだ露店ですごいモン見つけたんすよー!」

そこからは世間話で盛り上がる。寒い外よりも暖かい室内の方が落ち着く。今日は狩りに出かけずにのんびり過ごすようになりそうかな。
そう思ったが、室内にいる訳にいかなくなった。外がやけに騒がしくなり、戦闘を繰り広げる音がする。

黒猫「どうやらテロがあったみたいですね。」
桜獅「行くしかないでしょう。」
千影「自慢のトリプルクリティカルバスターソードが唸りますよ~!」
服部「おっちゃん!お金置いとくからね!」
喫茶店マスター「おぉ。若いの、気ぃつけろよ!」

再びコートを着て外に出る。
何だか、嫌な予感がしてならない。

つづく


さて、いかがだったでしょうか。今回は服部の過去後編といった具合でした。そして喫茶店に集まった人の大切なモノを1個ずつ!やっぱり大事なものって1人1個あると思うのですよ。
そんなウチはやっぱり西部帽!あれだけあればもう満足 ウキョーッ!!!
そして次回からは溜まり場の人を少しずつ出していこうかな~と思ってます。&特別ゲストも考えてたり(*'ハ')

この小説はフィクションです。同職同名の方がいらっしゃっても関係ないので、この内容を振らないようにしてください。

テーマ:ラグナロクオンライン - ジャンル:オンラインゲーム

  1. 2008/09/11(木) 21:50:41|
  2. RO小説
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:4
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コメント

だから、私の華麗な活躍は。。。?
  1. 2008/09/12(金) 00:30:14 |
  2. URL |
  3. ほっしー #-
  4. [ 編集]

猫耳!!といいたいけど尻尾とセットで生えてるから意味ないよねーーー!
青色のリングだなんてちょっと素敵ですねw
ホロリきそうな良い話でした!!

続きが気になりますよーー!!

  1. 2008/09/12(金) 02:34:12 |
  2. URL |
  3. 黒猫 #k9MHGdfk
  4. [ 編集]

ギクゥー!

私がロザリオを陰ながら愛用していることがバレてるぅー!
私の、騎士にしては高すぎるMDEFとか明らかに聖なる力とか宿してそうですからー!!

トリプルクリティカルバスタードソードとかは究極の汎用性のカタチ。
乙女のロマン~♪
  1. 2008/09/13(土) 04:50:34 |
  2. URL |
  3. 若生 千影 #xw27v.Lk
  4. [ 編集]

>ほっしーさん
じ・・・次回にご期待ください!
いろいろ考え中でございます(´▽`*)

>黒猫さん
次回ストーリーでも猫さんの活躍を考えてるっすよ~ あれこれ考えておりますヽ^シ'ω')ノシ
猫耳も尻尾もアクセサリーじゃなくてホンモノって設定でいってます(*ノノ)

>若さん
ホントにロザリオ愛用してるから困ったモンですわ・・・w
小説でもネタっぷり愛用の武器を出してみたっす(´▽`*) さてこれからどうなるんでしょうかねw
  1. 2008/09/17(水) 17:58:47 |
  2. URL |
  3. 服部 晶 #GpEwlVdw
  4. [ 編集]

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Author:服部 晶 
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